『・・・・人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、
　　　　わたしたちはどうしたらよいでしょうか」と言った。そこで、ペテロは彼らに言った。
　　　　「それぞれ罪を赦していただくために、悔い改めて、イエス・キリストの名によって
　　　　バプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。この約束は、
　　　　あなたがたに、あなたがたの子どもたちに、そして遠くにいるすべての人々に、
　　　　すなわち、わたしたちの神である主が召される人ならだれにでも、与えられて
　　　　いるのです。」 』
　　　　　　　　(使徒の働き　2章37～39節）


　先週はペンテコステの礼拝でした。イエス・キリストを通して神が約束してくださった聖霊が、祈り求めて
いた人々の上に注がれた時、彼らは人々の前に立ち、十字架のキリストを証しし始めました。大胆に語る
弟子たちの姿と、力に満ちたその言葉によって、聞いていた人々はその心を砕かれ、主の救い受け入れ
ていったのです。神が人々に与えられたメッセージは、ペテロたちが経験したことであり、神によって与え
られた約束でした。それを口にしたとき、彼らの心には確信が与えられ、さらに力強く語りだすことができ
たのです。これは、わたしたちも同じです。わたしたちが神の約束を信じて受け入れ、それを言葉にして
いくとき、わたしたちの心に自由と喜びが与えられ、信仰の一歩を踏み出すことができるのです。これは
神に愛されている、すべての人々に対する約束であり、恵みなのです。いろいろな価値観の渦巻く中に
あって、神の前の平安と確信をもって歩ませていただこうではありませんか。

賜物としての聖霊　（使徒の働き　2章37～39節）

　2021年5月30日礼拝にて