『・・・・・たとえ　死の陰の谷を歩むとしても　わたしはわざわいを恐れません。
　　　　あなたが　ともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖 それがわたしの
　　　　慰めです。・・・・・』
　　　　　　　（詩篇　23章1～6節）


　詩篇23篇は、時代を超えて多くの人々に愛されています。それは、この詩を 通して、主なる神が
わたしたちの人生に対して責任を持ってくださり、どんなときにも共にいてくださる主が、すべての
ことを祝福に変えてくださると信じることができるからです。わたしたちの信仰は知識ではなく、体
験に基づきます。ですからどんなに知識を蓄えても、不安や恐れを一掃することはできません。け
れどもその悩みや苦しみを通して、神がわたしたちと共にいてくださることに気が付き、すべての
思い煩いを神にゆだねきるならば、自由を得ることができるのです。主がわたしたちの牧者であ
り、いつも最善を考えて導いてくださり、時にはむちや杖をもって正しい道へ導いてくださることを
知っているならば、たとい死の陰の谷を歩むことがあっても、災いを恐れることはないのです。与
えられている自由や喜びを失うことがないように、主なる神を見失わないようにしようではありま
せんか。

死の谷の陰を歩むとしても　（詩篇　23章1～6節）

　2021年3月14日礼拝にて