『・・・・・ それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と
　　　　 聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、あなたがたに命じておいた
　　　　　いっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつも
　　　　　あなたがたと共にいるのである。』
　　　　　　　　　　　　　（マタイによる福音書　28章19～20節）


　あなたは新しい年を迎え、どのような覚悟をされたでしょう。神はすべての人がキリストに似る
ものとなり、彼らが神に生かされ、愛されている者としての生き方をするようになることを願って
おられます。そのために主は、まずわたしたちの主にある喜びと感謝に満ちた生き方を通して、
人々が主と出会うようにしてくださるのです。イエス･キリストは人々に神の言葉を語り、その働き
によって多くの人々の心を砕き、救いへと導かれましたが、それでも生き方を変えることなくかえ
って反発する者もたくさんいました。むしろ主を否定する者の声は大きく、主を十字架の死へと向
かわせたのです。しかしその十字架の死と復活こそが、弟子たちに自由と喜びを与え、奪われる
ことのない希望によって多くの人々が主を信じ、新しくされていったのです。すなわちわたしたちは、
｢世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」と約束してくださった主を信じ従うことによって、
共に働いて下さる主の姿を見ることができるのです。この年、主があなたに用意してくださっている
使命はどのようなものでしょう。まず共にいてくださる主に祈り聞こうではありませんか。

いつも共にいてくださる神　（マタイによる福音書　28章19～20節）

　2020年1月5日礼拝にて