『神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を
　　信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネによる福音書　3章16節）


　生まれは埼玉県川口市、その後何度か引越しをして、現在の実家は上尾市にあります。いわゆる
普通の日本人家庭で、宗教や信仰とは縁のない生活を送っていました。それでも大学受験で失敗し、
一年間勉強だけの毎日の中で、神でも悪魔でも何でもいい、私を助けてくれなどと日記に書いていま
した。

　大学へ進学してすぐに、周りの遊んでばかりいる学生を見て、こんなことの為に一生懸命勉強して
きたのかとむなしくなりました。何か打ち込めるものが欲しい、その時に声をかけてきたのが統一協
会の人でした。あやしさを感じながらも、ほかの学生にはない熱心さに心打たれ、次第に活動にのめ
りこむようになりました。活動の為にうそをつくことが多くなり、最初は良心の呵責を感じましたが、次
第にまひしていきました。３年ほどして、両親が教会の助けを受けて救出活動を始めました。私は一
回目の救出活動では、走っている車から飛び降り逃げてしまいました。それでも両親はあきらめずに
救出活動を続けてくれ、翌年無事に救出されました。

統一協会をやめてからの私は、もぬけのからのようになり、これからは何をして生きていけばよいの
かわかりませんでした。もう宗教はいいと思いましたが、どんなものも心の穴を埋めることはできませ
んでした。神様の愛でしか埋めることのできない、その渇いた心に神様の愛が流れ込んできました。
私は２００３年のクリスマス、母教会の荻窪栄光教会の中島秀一師より洗礼を受けました。救いのみ
ことばはヨハネ３章１６節です。

救いの証　（ヨハネによる福音書　3章16節）

　2018年5月13日礼拝にて