『・・・・見よ、わたしは新しい事をなす。やがてそれは起る、あなたがたはそれを
　　知らないのか。わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。・・・・』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（イザヤ書　14章19節）


　第８２回磐梯須賀川聖会において、合同礼拝が行われます。以前も合同礼拝はありましたが、
今回はインターネットで６教会をつなぎ、礼拝を中継いたします。教団も教会も時代の流れの中で
変化し、それぞれの教会に牧師が立って礼拝を行うことが困難になってきています。そんな中お
互いの教会を理解し、助け合い ながら主への礼拝を守っていくことが、主の教会としていかに大
切であるかを教えられています。今主はわたしたちに、何を求めておられるのでしょうか。わたし
たちに罪の赦しと永遠の命の希望を約束してくださっている神は、わたしたちに主にある自由を
与え、平安に満たして下さるだけではありません。すなわち、神が大きな犠牲を払って愛を示して
下さったのは、わたしたちも愛の犠牲を払うことによって、わたしたちも共に神のみわざに預かる
ためなのです。神はわたしたちに、変わることのない約束を与えてくださっています。与えられた
生涯を、自分の喜び楽しみのためだけに生きるのではなく、むしろ主のみわざを期待し、多くの
人々と共に主を心からほめたたえる者とさせていただこうではありませんか。いろいろな地域で
閉鎖される教会のニュースを聞くと心が痛みますが、わたしたちひとりひとりが、主によって立て
られた神の器であり、主の体なる教会であることを自覚し、神の約束に堅く立ち、自らを通しても
主が働かれることを体験させていただこうではありませんか。今回の合同礼拝において、わたし
たちの教会の広がりとその痛み、さらに、その使命に気付かていただければ感謝です。

わたしは新しいことをなす！　（イザヤ書　14章19節）

　2018年5月6日礼拝にて