『・・・・・ もしあなたがたがわたしを愛するならば、わたしのいましめを守る
　　べきである。わたしは父にお願いしよう。そうすれば、父は別に助け主を
　　送って、いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。それは
　　真理の御霊である。この世はそれを見ようともせず、知ろうともしない
　　ので、それを受けることができない。あなたがたはそれを知っている。
　　なぜなら、それはあなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいる
　　からである。・・・・・』
　　　　（ヨハネによる福音書　14章15～17節）


　神はイエス・キリストを通して、いろいろなことを教えてくださいます。わたしたちの弱さや罪
だけでなく、一人一人の個性やそれぞれに与えられている使命、人生の意味などもイエス・
キリストと出会うことによって気付かされることの一つです。わたしたちが自分の人生を考える
とき、自分の視点でそれを考えると行き詰ってしまいます。けれども、イエス・キリストと出会う
ことによって、自分が一人ではなく、すべてを支配しておられる神が共にいてくださることを知り、
自分の目に見えないことも神を信頼して委ねることが出来るようにされるのです。神はイエス・
キリストを通して約束してくださったように、今もわたしたちの内に助け主を送って下さっていま
す。この恵みを確かなものとしていくために、イエス・キリストによって与えられた「わたしがあな
た方を愛したように、あなた方も互いに愛し合いなさい。」という戒めを受け止めましょう。そして
わたしたちのすべてを知った上で受け入れてくださっている神の愛を感謝しようではありません
か。自分の目に見える評価や判断ではなく、わたしたちのうちにいてくださる主と共に歩ませて
いただくことによって、キリストの香りを放つものとされ、主が生きておられることの証し人とされ
ていくのです。

主と共に生きる　（ヨハネによる福音書　14章15～17節）

　2019年3月24日礼拝にて