『・・・・・あなたがたは、主にあっていつも喜びなさい。繰り返して言うが、喜びなさい。
　　あなたがたの寛容を、みんなの人に示しなさい。主は近い。何事も思い煩っては
　　ならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求める
　　ところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない
　　神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。・・・・・』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　（ピリピ人への手紙　4章4～7節）


　神がパウロを通してわたしたちに求めておられるのは、｢主にあっていつも喜びなさい」ということ
です。喜ぶためには、心が自由であることが必要ですし、心が主によって安定することにより、周り
に対してぶれずに寛容であり続けることが出来ます。パウロは復活の主に出会ったことによって、
｢いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことについて感謝すること」がキリスト・イエスにあって神がわた
したちに求めておられることであることを知りました。すなわち、この世で経験するいろいろな戦いが
あったとしても、主なる神が共にいてくださることを認め、すべての思い煩いを主に任せていくことに
よって神の平安が与えられることを経験したのです。今も主はわたしたちから遠く離れておられるわ
けではなく、わたしたちの内にあってわたしたちを守り導いて下さっています。わたしたちに必要なの
は、主がわたしたちと共にいてくださることを認め神の平安を得ることであり、それによって人々に愛
と主にある寛容を示すことなのです。

主は近い！　（ピリピ人への手紙　4章4～7節）

　2019年3月3日礼拝にて