『・・・・・そこで、まず第一に勧める。すべての人のために、王たちと上に立っている
　　すべての人々のために、願いと、祈と、とりなしと、感謝とをささげなさい。それは
　　わたしたちが、安らかで静かな一生を、真に信心深くまた謹厳に過ごすためである。
　　これは、わたしたちの救主である神のみまえに良いことであり、また、みこころに
　　かなうことである。神は、すべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んで
　　おられる。神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは
　　人なるキリスト・イエスである。・・・・・』
　　　　　　　　　　　　　　　（テモテへの第一の手紙　2章1～5節）


　今日は礼拝の後に、教会総会がもたれます。総会は、神がわたしたちに与えてくださった恵みを
感謝し、わたしたちに与えられている使命や賜物を確認する時でもあります。神はイエス・キリスト
を通してわたしたちの罪を赦し、わたしたちの内にある恐れや不安から開放してくださいました。
それは、自分だけが神による平和を得るのではなく、自分が犠牲を払って人を生かすことにより、
一人では経験出来ない大きな喜びを得るためなのでした。神はわたしたちに対して、ただ救われ
たことを喜ぶだけでなく、使命を与え、もっと大きな喜びを得るように導いて下さいます。

　神はパウロを通しても、上に立てられた人々のために祈ることを勧め、すべての人々が救われて、
真理を悟ることを望んでおられることを教えてくださっています。わたしたちは、つい不都合に思える
人を批判し裁いてしまいます。しかしむしろ神を信じ、またイエス・キリストにあって、すべての人々を
愛し導かれる神を信じ、とりなしと感謝の祈りをささげ続ける者とさせていただこうではありませんか。

キリストの模範　（テモテへの第一の手紙　2章1～5節）

　2019年2月10日礼拝にて