『わたしの義を助け守られる神よ、わたしが呼ばわる時、お答えください。あなたは
　　わたしが悩んでいた時、わたしをくつろがせてくださいました。わたしをあわれみ、
　　わたしの祈をお聞きください。・・・主はわたしが呼ばわる時におききくださる。
　　・・・・・ わたしは安らかに伏し、また眠ります。主よ、わたしを安らかにおらせてくだ
　　さるのは、ただあなただけです。』
　　　　　　　　　　　　　　（詩篇　4篇1～8節）


　わたしたちは生きている限り、多くのストレスにさらされます。それは時によって わたしたちを弱らせ、
苦しめますが、ある場面ではそれが力となり、わたしたちを成長させ、前に進ませます。忙しさの後の
くつろぎは格別ですし、病を通して健康であることの恵みを実感することもできます。失敗を経験するこ
とにより知識が増し、困難に直面することによりよく考え、注意深く行動することを学ぶことができるの
です。信仰も同じです。わたしたちが神を見上げるとき、人につまずきを与えないように気を使い、クリ
スチャンらしく生きるために努力するようになりますが、頑張れば頑張るほど自分の弱さが目に付くよう
になり、疲れてしまうのです。けれどもそういう経験を通して、わたしたちの信仰は人に見せるためのもの
ではなく、神の前に安心を得るためのものであり、その安心を得るためにこそいろいろな困難や失敗が
用いられることを知ることが出来るのです。あなたは主を喜び、その神の前に平安を得ているでしょうか。
神はわたしたちを愛し、すべての場面に（たといそれが最悪の出来事のように見えても）祝福を用意し、
導いてくださっているのです。

くつろがせてくださる神　（詩篇　4篇1～8節）

　2017年5月14日礼拝にて