『主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。
　　それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに
　　将来を与え、希望を与えようとするものである。 その時、あなたがたはわたしに呼ばわり、
　　来て、わたしに祈る。わたしはあなたがたの祈を聞く。 あなたがたはわたしを尋ね求めて、
　　わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求 めるならば、 わたしはあなたがたに
　　会うと主は言われる。』
　　　　　　（エレミヤ書　29章11～14節）


１．「神の主権」という光のもと、今の状況を見る(1～4)
　多くの困難と悲しみの中で、神は預言者エレミヤを通して希望の計画を語られました。絶望的な出来事の
中でも、神がすべての主権を握り、導いておらます。神はその悲しみを通された目的と意味を知っておられ
ます。困難の中では、神の主権を認める事は難しいものです。しかし、神のゆるしなしに起きる出来事はあり
ません。（マタイ10：29）決して神は、ご自身の主権を捨てることはなく、私たちとこの世界を治めています。
ですから、私たちはどんな時も、宇宙の王座におられる主を仰ぎ、主が何をなされるのかに期待しましょう。

２．「神の宣教」という光のもとで、自分の国と世界を見る(５～7)
　驚くべきことに神は、苦しみの原因でもある人々のために祝福を祈れと語られました。イエス様も「あなたの
敵のために祈りなさい」と命じておられます。なぜそのように命じられるのでしょうか？それは、敵対する相手を
愛し祝福を祈ることが、私たち自身にとってもかけがえのない祝福だからです。その所で、神の栄光があらわ
され、ピンチが宣教のチャンスに変えられていきます。あなただけが、とりなし祈れる人が職場、学校、地域に
いるのです。

３．「神の約束」という光のもとで、自分の将来を見る(10～14)
　平安と希望と将来の約束は、バビロン捕囚という苦しみを経験した人に語られました。この約束は、今を生きる
すべての人にも与えられている神の約束です。約束を成就するために、神は、御子イエス・キリストを私たちに与
え愛を示して下さいました。神は私たちが求めるならば必ず応えて下さいます。このお方にお頼りして歩みましょう。

神の希望の計画　（エレミヤ書　29章11～14節）

　2016年10月16日礼拝にて