『今わたしは、人に喜ばれようとしているのか、それとも、神に喜ばれようとしているのか。
　　あるいは、人の歓心を買おうと努めているのか。もし、今もなお人の歓心を買おうとしている
　　とすれば、わたしはキリストの僕ではあるまい。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　（ガラテヤ人への手紙　1章10節）


　イエス・キリストを信じる信仰によって救われて、信仰生活を励むようになったとき、わたしたちは模範的な
信仰生活のイメージを持つことになります。けれども毎日のいろいろな経験によって、わたしたちの信仰に対
する考え方はどんどん変わっていきます。最初は神だけを見上げていたとしても、やがて人の目を気にする
ようになり、気が付けば人からどう見られるかが行動の規範となってしまうのです。だからこそ、毎日を神への
祈りを持ってはじめ、祈りを持って終わる習慣を持つことが大切なのです。さらに週ごとに主の前に出る習慣
は、わたしたちのぶれることのない信仰生活の土台となります。神はわたしたちの心を照らし、わたしたちが
神を信頼して生きているのか、それとも人の関心を買おうとしているのかを点検してくださいます。そしてわたし
たちが神を選ぶことができた時、本当の自由と喜びを体験することができるのです。自分だけでなく全ての人
は、自分の理解によって判断し行動しますが、わたしたちは神が全てを知っておられ最善を行われることを信
じて従います。わたしたちのできる最善の生き方は、人ではなく神を信頼し、従う生き方です。日々の生活の中
で神がわたしたちを愛して共にいてくださることを信じ、与えられた生涯を主と共に行きようではありませんか。

神に喜ばれる生き方　（ガラテヤ人への手紙　1章1～10節）

　2016年9月18日礼拝にて