『自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放して下さったのである。
　　だから、堅くたって、二度と奴隷のくびきにつながれてはならない。
　　…尊いのは、愛によって働く信仰だけである。…御霊によって歩みなさい。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ガラテヤ人への手紙　5章1～16節）


　私達がイエス様によって救われたのは、「自由を得るため」であると聖書は語ります。しかし、私達は
救われてもなお、「こうでなければならない」というものに捉われ、縛られてはいないでしょうか？私達
には、その様になりやすい弱さがあります。ガラテヤの教会にもそのような間違った教えが語られ、
パウロは警告しました。神様は「そのように、あなたをがんじがらめにする肉と情と欲は十字架によって
解決されているのですから、自分の肉の力によって日常を歩むのではなく、御霊によって歩みなさい！
わたしと共に歩みなさい！」(24～26)と励まして下さいます。

①自由を与えるために私達を解放されたイエス様(1～12)
　主の十字架と復活は私達を完全に救います。この恵みを軽んじてはなりません。「恵み」の背後に、
神の御子の命という大きな犠牲が払われているのです。しかし、私達は主の十字架だけでは足りない
かのように考えてしまうことはないでしょうか？しかし、尊いのは愛によって働く信仰だけです。(6)

②本当の自由は、愛をもって仕える自由(13～15)
　「愛さなければならないから仕える」というのは奴隷の生き方ですが、「愛しているから仕える」というのは
本当の自由な生き方です。愛するときにこそ、私達本来の輝きが放たれるからです。

③御霊によって歩みなさい(16～26)
　愛をもって仕えるという自由は、私達自身の力で生み出すことはできません。完全に神様の力です。
ですから、「御霊によって歩みなさい」と神様は招いておられます。

自由を与えるために　（ガラテヤ人への手紙　5章1～16節）

　2016年6月19日礼拝にて