神の平安　（ピリピ人への手紙　4章4～7節）

　『何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、
　　あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい
　　測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、
　　キリスト・イエスにあって守るであろう。』
　　　　　　　　　　　　（ピリピ人への手紙　4章4～7節）


　今日は、教会の決算総会があります。主はわたしたちと日々共に働いていてくださり、わたしたちを

通していろいろな神のみ業をあらわしてくださっています。

　信仰は神に対する義務ではなく恵みです。自分自身の現状を見る時、あまりにも責任を果たしていな

い事にがっかりしてしまうかもしれません。けれども主はわたしたちに、どんな時にも神を信じることを

教えてくださっています。わたしたちが気が付かなくても、主はわたしたちと共に働いて、そのみ業をあ

らわしてくださっているのです。ですから、自分を責めたり人を批判するのではなく、神を信頼する信仰

によって平安をいただき、自分の考える奉仕ではなく神によって与えられる働きよって心からの喜びに

預かろうではありませんか。わたしたちがすべてのことに感謝し、いつも祈りによって主を見上げている

ならば、喜び満たされるだけでなく神の平安によって心とその思いが守られます。 主イエス・キリストに

よって与えられた救いを、義務や使命にするのではなく、平安と喜びとさせていただきましょう。

　2015年6月7日礼拝にて