『なぜなら、わたしたちの福音があなたがたに伝えられたとき、それは言葉だけによらず、
　　力と聖霊と強い確信とによったからである。わたしたちが、あなたがたの間で、みんなの
　　ためにどんなことをしたか、あなたがたの知っているとおりである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（テサロニケ人への第一の手紙　1章5節）


　新しい年が始まりました。いまあなたは何を心に思い描いておられるでしょう。明日に何が起こるか

わからないという不安は年毎に深まっています。交通や通信手段も格段に向上し、世界で起こる出来

事をリアルタイムで知ることができるようになっただけでなく、世界で起こっている出来事が次には自分

に降りかかってきてもおかしくないことも実感です。しかし神は変わらない約束を持ってわたしたちを導

いてくださり、不安や恐れではなく、希望と信頼によって確信を今も与え続けてくださっています。わたし

たちがこの世の知恵と人々の良心に期待していると、どこかで行き詰まり、がっかりしたり、絶望したり

する事になります。けれども神はどこまでも愛の計画を持って、わたしたち一人ひとりを神の僕として立

ててくださっているのです。わたしたちは福音を耳で聞いて理解し、受け入れて救いに預かりましたが、

その心に救いの確信を得るのは知識の理解ではなく、神(聖霊)の働きです。どんなに熱心に語り、良い

行いを積み上げたとしても、神が働かなければ、「イエスは主である」と誰も告白することが出来ないの

です。それゆえに、わたしたちの信仰の歩みにもっとも必要なのは、見ないで信じる信仰であり、神の前

の確信なのです。そして 神はそれに気付き神に従うべき事を、あなたに求めておられるのです。主が

「あなたはわたしに従ってきなさい」と語っておられる声をしっかりと受け止めさせていただきましょう。

強い確信を持って生きる！　（テサロニケ人への第一の手紙　1章5節）

　2016年1月3日礼拝にて