神様からの愛のプレゼント　（ヨハネによる福音書　3章16節）

　『神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を
　　信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネによる福音書　3章16節）


　イエス･キリストの誕生を心より喜び、そして感謝いたします。クリスマスの喜びは、神に愛されていることと、

どんな時にも神がわたしたちと共にいてくださることを知ることにあります。この一年の間、それぞれが経験し

た一つ一つの出来事の中に、神は共にいて支えてくださっていました。人によっては、嬉しい事だけではなく、

辛く不安を覚えるような事もあったかも知れません。けれども神はわたしたちを愛し、正しい道に導こうとして

くださっていたのです。神はイエス･キリストを人としてこの世に送り、わたしたちを生きるようにするために、

十字架にかけてくださいました。しかも死んで葬られたキリストに命を与え、わたしたちに罪と死に対する勝

利を宣言されたのです。すなわち、わたしたちが罪人であっても神の子とされ、肉体が滅びる事があっても、

新しい命に生かされるという約束が与えられたのです。もしわたしたちがイエス･キリストを十字架にかけてく

ださってまで、わたしたちを生かそうとしてくださっている神の愛を知ったなら、神からのこの愛のプレゼントを

拒絶するのではなく、感謝と喜びを持って受け取ろうではありませんか。全ての人に与えられるこの大きな喜

びを、先ずわたしたちがしっかりと受け止めさせていただきましょう。

　2014年12月21日礼拝にて