務めて 祈りなさい！　（ペテロの第一の手紙　4章7〜11節）

　『万物の終りが近づいている。だから、心を確かにし、身を慎んで、努めて祈りなさい。
　　何よりもまず、互の愛を熱く保ちなさい。愛は多くの罪をおおうものである。不平を
　　言わずに、互にもてなし合いなさい。あなたがたは、それぞれ賜物をいただいているの
　　だから、神のさまざまな恵みの良き管理人として、それをお互のために役立てるべきである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ペテロの第一の手紙　4章7〜11節）


　わたしたちが神と出会い、信仰をもって生きるようになると、毎日の生活で神の語り掛を受け止め、

神に聞く心が必要とされている事を知ることになります。弱いわたしたちは、頭では神に聞き従う事は

大切だとわかっていても、気が付けばすぐに人の言動に翻弄されこの世に流されてしまいます。時に

はそれだけではなく、知らず知らずの間に自分は神に従っていると勘違いしてしまいます。神は聖書

を通して、わたしたちに祈る事を教えてくださいました。その祈りはわたしたちを神への信頼へと導き、

やがてわたしたちのうちに共に生きてくださっている主の発見、主による平安へと導いてくださいます。

いろいろな試みや現実の戦いは、わたしたちを苦しめるだけではなく、むしろそれによって、共にいて

くださる主を知り、心からの喜びに至らせてくださるのです。けれども、更なる恵みは与えられた信仰の

喜びが、神と人とに仕えるための力となることです。ですから、先ず心を確かにし、祈りによって神に

つながり、主にある一人ひとりと愛によって一つのチームとなり、共に主のみわざをあらわす者とさせて

いただこうではありませんか。

　2015年1月18日礼拝にて