神への感謝と喜び　（詩篇　136篇1〜2節）

　2013年12月29日礼拝にて

　『主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
　　もろもろの神の神に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。』
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　今年最後の主日礼拝を、どのような思いで迎えられたでしょう。わたしたちはこの一年何をしたか、

あるいは何があったかで評価しがちですが、むしろどれだけ神と共に歩む事ができたかが大切です。

神がわたしたちを愛してくださり、すべてを導いておられることをわたしたちが信じているならば、むし

ろ、いろいろな苦しみや悲しみを経験した方ほど、神の恵みといつくしみの大きさを味わったのではな

いでしょうか。わたしたちは、この一年を振り返り、困難に直面しなかったことを喜ぶのではなく、むし

ろ、どんな苦しみに直面した時にも共にいて、慰め励まし、必要な力を豊かに与えてくださった事を、

心から感謝し喜ぼうではありませんか。「いつもよろこんでいなさい。絶えず祈りなさい。」と語られた

方は、「すべてのことについて感謝しなさい。」と教えてくださいました。この一年共に歩んで愛を持っ

て支えてくださった主は、新しい年も、どのようなことが起ころうとも、最善をもって導いてくださるはず

です。だからこそ、この一年を信仰と勇気を持って振り返り、「苦しみにあったことはわたしにとって良い

ことでした。」と主が共にいてくださったことを喜び、共にいてくださる主に期待する信仰の新しい一歩を

踏み出させていただこうではありませんか。