神にはできる！　（ルカによる福音書　1章34〜38節）

　2013年12月15日礼拝にて

　『あなたの親族エリサベツも老年ながら子を宿しています。不妊の女といわれていたのに、
　　はや六か月になっています。神には、なんでもできないことはありません」。
　　そこでマリヤが言った、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」。
　　そして御使は彼女から離れて行った。』
　　　　　　　　　　　　　（ルカによる福音書　1章34〜38節）


　クリスマスの喜びは、わたしたちの神にあります。神が、わたしたち一人ひとりを愛してくださっている

事実こそ喜びの土台です。しかも、それを信じることができるように、人としてこの世に生まれてくださり、

十字架を通してわたしたちへの愛を表してくださいました。神は、イスラエルの歴史や、イエスキリストの

誕生とその生涯を通してのエピソードを通してだけでなく、今も聖霊によっていろいろな方法をもって、

わたしたちに対する愛と祝福の約束を与え続けてくださっています。マリヤは御使いのことばによってだ

けでなく、神が与えてくださった具体的な証しを通して、その言葉を信じ受け入れました。わたしたちは

信じていても、受け入れる事ができない事を経験します。信仰とは信じることだけではなく、それを受け

いれることが求められます。そこに必要なのは、神への信頼と従順です。自分の価値観や理解を土台と

するのではなく、どんなことをも行う事のできる神を認め受け入れてこそ、神のみ業があらわされるので

す。そして「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように。」とのマリヤの信仰告白

が大きな喜びへの始まりとなったのです。わたしたちも神のチャレンジを受け入れる信仰の人とさせて

いただきましょう。