主の熱心　（イザヤ書　9章6〜7節）

　2013年11月24日礼拝にて

　『ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。
　　まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」と
　　となえられる。そのまつりごとと平和とは、増し加わって限りなく、ダビデの位に座して、その国を
　　治め、今より後、とこしえに公平と正義とをもってこれを立て、これを保たれる。万軍の主の熱心が
　　これをなされるのである。』
　　　　　　　　　　　　（イザヤ書　9章6〜7節）


　いよいよ11月も最後の週となりました。今年も、クリスマスを迎えるにあたって、まずわたしたちひとり

ひとりが主に感謝し、その救いを喜び、神を心から賛美する者とさせていただかなければなりません。

神の救いの計画は、神がイエス・キリストとしてこの世に誕生されるまで、長い年月にわたって予告され

ていました。しかし大切なのは、神はイエス・キリストの十字架の犠牲を払ってまで、わたしたちを愛しと

おしてくださっているという事実です。これは、わたしたちには不思議に見えます。頭では理解している

つもりでも、実際の体験を通してでないと本当の意味では理解できません。だからこそ神は、わたしたち

の救いを言葉だけの約束によってではなく、実際に人となり、わたしたちのところまで近づいてくださった

のです。これは主の思いです。そしてその思いは熱く、愛にあふれています。わたしたちの人生は、神の

この熱い思いによって守られ、導かれているのです。これから迎えるクリスマスが、神の深い愛を改めて

確認し、それを身近な人々と共に喜ぶときになるように、祈ろうではありませんか。