キリストに捕えられて (ピリピ人への手紙 3章1〜16節)

 2013年8月18日礼拝にて
 わたしがすでにそれを得たとか、すでに完全な者になっているとか言うのではなく、
  ただ捕えようとしてとして追い求めているのである。そうするのは、キリスト・イエスに
  よって捕えられているからである。
         (ピリピ人への手紙 3章1〜16節


この良き機会を主に感謝します。教区を越えて、共に主にあるということを祈り、実行していくことは大切である。
主にある関係ということを、パウロとピリピ教会の間にあったものを見ていきたい。

1)ピリピ人への手紙について―
ピリピ人への手紙は喜びという言葉が、喜ぶという動詞も含めて14回出てくる。ピリピ人への手紙は
喜びの手紙である。ピリピ教会の思いと、行動に対して、パウロは喜びを持ち、パウロの支えとなって
いた。互いに愛し合い、喜ぶ関係を私たちは持ちうるものとなりたい。

2)ピリピ教会への警告―
パウロがこの教会に憂慮していたことは、律法主義に陥ることに対してである。一生懸命努力するという
のは間違いではない。しかし、人間の努力で救われるのであれば、イエス様の十字架は不要になる。
ただ、神様を信じ、神様によって進んで行くべきである。

3)ピリピ教会への勧め―
パウロには、挑戦者としてのひたむきさがある。私たちは、自分の信仰はこれぐらいだろうと思い、満足しては
いないだろうか。強い人もあれば、弱い人もある。達し得たところ(16節)であるから、今のあなたの場所から
始めなさいということである。

結論) ―
私たちは恵みに安住するのではなく。恵みによって強くされ、励まされ、今立っている、
その所から始めさせていただこう。


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