心を騒がせるな　（ヨハネによる福音書　14章1〜3節）

　2013年8月11日礼拝にて

　『あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、
　　すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたの
　　ために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、
　　あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。』
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　イエス・キリストは弟子たちと多くの民衆に、神の国についていろいろなことを語られました。やがて、

主は十字架にかかられる前に、「心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。」という

メッセージを残されます。弟子たちは不安を感じますが、主は、わたしたちのために場所を用意するた

めに行くのであり、やがてあなた方を迎えに来ると約束してくださいました。わたしたちにとって、いつ

もすぐ目の前にある助けが見えなくなることは大きな不安です。しかし、わたしたちが神を信じて、イエ

ス・キリストの名によって願うならば、どんな願いでも聞いてくださることを、このことを通して教えてくだ

さったのです。目に見えるものを頼りとするのではなく、目に見えなくてもわたしたちのうちに生きて働

かれる神を望みとして生きる事こそ神の御心であり、救いなのです。だからわたしたちは、目に見える

助けがすべて失われてしまう事があったとしても、『心配するな！』と約束してくださった神を信じる信

仰によって、神の平安を得る事が出来るのです。また、この平安があるからこそ、心を騒がせないで、

どんな悲しみも悩みも戦いをも忍耐と喜びを持って乗り越えていくことが出来るのです。あなたも今、神

の平安を心の土台として主とともに歩ませていただこうではありませんか。