流れのほとりに植えられた木　（詩篇　1篇1〜6節）

　2013年7月28日礼拝にて

　『悪しき者のはかりごとに歩まず、罪びとの道に立たず、あざける者の座にすわらぬ人は
　　さいわいである。 このような人は主のおきてをよろこび、昼も夜もそのおきてを思う。
　　このような人は流れのほとりに植えられた木の時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、
　　そのなすところは皆栄える。』
　　　　　　　　　　　（詩篇　1篇1〜6節）


　長く続いた雨もひと段落し、ようやく夏の日差しが照りつけるようになりました。油断すると雑草が

生い茂り、ジャングルのようになってしまいます。これは、雨と日差しと栄養が適度にあるのでぐん

ぐんと植物が成長するのであって、バランスが悪いと病気になったり、枯れてしまったりする事もあり

ます。わたしたちが成長するのも同じです。その必要がバランスよく与えられる事によって、ぐんぐん

と成長する事ができるのです。時には、日照りが続き、雨が降らなくても、元気に葉を伸ばし成長し

ている木もあります。それは根を水源に伸ばししっかりとその必要を得ているからです。わたしたち

も土台をイエス・キリストに置いてその恵みを日々与えられる事によって、どんな過酷な状況に置か

れても輝き続け、多くの人々の慰めや励ましになる事ができます。どんなに立派に生い茂り、成長し

ているように見えても、恵みの土台がなかったらやがてはしおれて、枯れてしまいます。わたしたち

も、キリストにあってしっかりと成長させていただくと同時に、恵みの器としても用いられるよう、わた

したちに一切の必要を惜しげなく与えて下さる主に、期待し待ち望もうではありませんか。