永遠に続くもの (コリント人への第二の手紙 4章16〜18節)
2013年6月23日礼拝にて
『だから、わたしたちは落胆しない。たといわたしたちの外なる人は滅びても、
内なる人は日ごとに新しくされていく。なぜなら、このしばらくの軽い患難は働いて、
永遠の重い栄光を、あふれるばかりにわたしたちに得させるからである。
わたしたちは、見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ。見えるものは一時的であり、
見えないものは永遠につづくのである。』
(コリント人への第二の手紙 4章16〜18節)
毎日の寒暖の差が激しく、疲れを感じておられる方もあるかもしれませんが、いかがお過ごしで
しょう。わたしたちは生活の中で、思いがけない事をいろいろと経験しますが、たといどんな事が
あったとしても、わたしたちの土台はキリストです。すなわち、わたしたちの主は、わたしたちに弱
さがあってもすべて知ってくださり、十字架にかかってまでわたしたちのすべての罪の罰を始末し
てくださったのです。わたしたちは限りのある生涯を生きています。しかも、人間としての弱さのた
めにいろいろな事を思いわずらいます。けれども、このキリストを通して示された神の愛を土台とし
ていると、思い煩う事が少なくなってきます。もちろん状況が好転するというわけではなく、むしろ
どんな状況の中に置かれても、神の平安が与えられる事によって、神の御手を感じながら歩むこ
とができるようになるのです。わたしたちは、大人になっていろいろな能力を身に付けても、盛ん
な時を過ぎると、やがていろいろなものを失っていきます。しかしこのような時、キリストにしっか
りと繋がっていると、わたしたちは弱くなればなるほと、内なる人が強くされ、わたしたちがキリスト
にあって生かされていることを実感し、心からそれを喜ぶことができるようになるのです。