神の招き　（使徒行伝　16章6〜10節）

　2014年2月9日礼拝にて

　『ここで夜、パウロは一つの幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が立って、「マケドニヤに渡って
　　きて、わたしたちを助けて下さい」と、彼に懇願するのであった。パウロがこの幻を見た時、
　　これは彼らに福音を伝えるために、神がわたしたちをお招きになったのだと確信して、
　　わたしたちは、ただちにマケドニヤに渡って行くことにした。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（使徒行伝　16章6〜10節）


　　わたしたちは、いろいろな場面で心動かされる経験をします。それは感動であったり、使命であったり

しますが、多くの場合その後どう生きるかが人生を変えることになります。今まで、神が語りかけてくださっ

た時、わたしたちはどのように応えていたのでしょう。パウロは、イエス・キリストと出会うまでは、自分の

経験と教えられてきた知識によって行動していましたが、復活の主と出会ってからは、すべてのことの中

に神の御手があり、神の恵みの計画があることを信じて受け入れる事ができるようになりました。すなわ

ち、道が閉ざされる時に新しい道が開かれ、どんな困難の中にあっても喜びにあふれ、たとえ行き詰って

しまっても助けが与えられることにより、神がすべてのことを支配し導いておられる事を経験したのです。

わたしたちが神を知り、イエス・キリストの救いを確かなものとした時、神がわたしたちの人生を支え導い

てくださっていることに対して確信を持つことができます。この年、神は一人ひとりに何を語ってくださって

おられるのでしょうか。わたしたちの思いを知り、弱さも知っていてくださる方は、わたしたちの必要と、な

すべき使命もちゃんと用意してくださっているはずです。限りある人生を、愛と恵みにあふれた計画に預

かる者として生きようではありませんか。