希望にあふれる人生　（ローマ人への手紙　15章13節）

　2014年2月2日礼拝にて

　『どうか、望みの神が、信仰から来るあらゆる喜びと平安とを、あなたがたに満たし、
　　聖霊の力によって、 あなたがたを、望みにあふれさせて下さるように。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ローマ人への手紙　15章13節）


　教会総会が近づいていますが、この一年を主はどのような恵みによって導いてくださったでしょう。　

もちろん、いろいろな課題や弱さはあったかもしれませんが、その中に主は働いてくださっていたは

ずです。現状を見てため息をつくのではなく、共にいてくださる主を見上げて感謝をささげようではあ

りませんか。パウロはローマ人への手紙を通して、すべての人の罪とイエス・キリストの十字架によ

る救い、神の前に持つべき信仰について証しをしています。その信仰とは、わたしたちを立たせてく

ださる主を信じ、その主のために生きることであり、与えられた自分の自由を主張することではなく、

信仰の弱い人を受け入れ、励まし寄りそうものです。わたしたちがイエス･キリストを通して神に受け

入れられたことを信じたとき、いろいろな困難に直面しても動かされない確信を持つ事が出来ます。

この主の前の確信こそが、わたしたちの強さの秘訣なのです。さらにこの確信によって、主の愛にな

らって人の破れ口に立ち、それを繕う者となることができるのです。ですから、自分だけを喜ばせる

のではなく、わたしたちがキリストを通して与えられた希望にあふれ、共にいてくださる主によって人

々に希望を告げ知らせる者とならせていただこうではありませんか。