愛は律法を完成する　（ローマ人への手紙　13章8〜10節）

　2014年1月19日礼拝にて

　『互に愛し合うことの外は、何人にも借りがあってはならない。人を愛する者は、律法を全う
　　するのである。「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」など、そのほかに、どんな戒めが
　　あっても、結局「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」というこの言葉に帰する。
　　愛は隣り人に害を加えることはない。だから、愛は律法を完成するものである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ローマ人への手紙　13章8〜10節）


　旧約の時代に、神はイスラエルに律法を与え、その律法によって人々が生きることができる

ようにされました。新約の時代に至って、神はイエス・キリストを通して、わたしたちをどれほど

愛しているかを教えてくださいました。わたしたちは律法を通して、自分が罪人であることを自

覚します。けれども、イエス･キリストを通して、罪人であるにもかかわらず愛されており、十字

架によってその罪が赦されることを知ることができるのです。律法を通してわたしたちは、神と

隣人を愛すべき事を教えられていましたが、イエス･キリストを通して、まず神がわたしたちを愛

してくださり、わたしたちの罪を解決してくださったことを知ることができました。わたしたちは、

｢わたしがあなた方を愛したように、あなた方も互いに愛し合いなさい。｣とのメッセージを主から

いただいています。わたしたちは、主に愛された者、罪を赦していただいた者、永遠の命の望を

いただいている者として、心から主に感謝し、わたしたちも主にあって隣人を受け入れ、受けた

恵みを人々に届けていこうではありませんか。神の愛はわたしたちに、自由と喜びを満たすこと

ができるのですから。