すべてのことについて感謝しなさい (テサロニケ人への第二の手紙 5章16〜18節)
2012年12月30日礼拝にて
『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。』
(テサロニケ人への第二の手紙 5章16〜18節)
あなたにとってこの一年はどんな年だったでしょう。目の前のあわただしさに目を留めていると、忘れ
てしまいがちですが、落ち着いて振り返ってみると、いろいろな場面の中に沢山の恵みを発見する事
ができるはずです。なぜなら、あなたがどんな状況にあっても、あなたを愛しておられる主は、あなた
を一人だけ放り出すことはなく、どんな時にも共に歩んでくださっているからです。この一年、聖書を通
して教えられているように、いつも喜んでいることが出来たでしょうか。たとえ喜んでいなかったことに
気がついたとしても、つぶやいていた一つ一つの事がじつは神の祝福と恵みであった事を知ることが
できたならば、この一年が神の祝福によって導かれていた事に気がつき、心からの感謝を神にささげ
ることができるはずです。たとい祈る事を忘れていた事に気がついたとしても、主はそれを責められる
のではなく、かえって祈られていた事を教えてくださり、人のために祈る者と変えてくださるはずです。
このように神に愛され、導かれているのですから、目に見える課題に押しつぶされるのではなく、共に
いてくださる主なる神に目をとめ、すべてのことを恵みに変えて下さる神を信じて、感謝をささげようで
はありませんか。この一年、愛を持って導いてくださった主は、来る年も さらに多くの祝福を用意して
導いてくださることを信じましょう。