大きな喜び　（ルカによる福音書　2章1〜12節）

　2012年12月23日礼拝にて

　『御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。
　　きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。」』
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　あなたはいま何をしているでしょう。ひょっとすると、いろいろな責任や重荷を背負い、神を忘れてたたずんで

いるかもしれません。イエス・キリストが誕生した時、多くの人々はその事実を知りませんでした。ただ主を待ち

望んでいたほんのわずかな人々に、神はその喜びの訪れを告げ知らせられました。救い主の誕生を伝え聞い

た多くの人々は、喜ぶというより戸惑いました。しかし神は、羊の番をしていた羊飼いたちに、御使いたちを遣

わしてこの喜びの訪れを告げられたのです。そして、彼らを生まれたばかりの幼子のところへと導き、救い主

の誕生が真実であることを、確かなしるしをもって証ししてくださいました。羊飼いたちは驚き戸惑いつつも、御

使いの語ったことばを信じて立ち上がり、幼子を探し当てました。神は今もわたしたち一人ひとりに、この素晴

らしい喜びの訪れを告げ知らせてくださっています。今までは救い主の誕生を自分とは無関係な事として受け

止めていたかも知れません。しかしいまわたしたちは、神のメッセージを素直に受け取って立ち上がったあの

羊飼いのように主の言葉を信じて立ち上がり、神の約束の確かな事を証しする者となろうではありませんか。