心を騒がせるな (ヨハネによる福音書 14章1〜6節)
2012年11月18日礼拝にて
『「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。
わたしの父の家にはすまいがたくさんある。もしなかったらならば、
わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために場所を用意しに行くのだから。」』
(ヨハネによる福音書 14章1〜6節)
私たちは毎日の生活の中で、いろいろな出来事に直面すると、自分の状況や周囲の状況をあれこれ
考えて不安になります。そのような時「心を騒がせないよい。神を信じ、またわたしを信じなさい」との御
言葉は、私たちに慰めと励ましを与えてくれます。イエス様は「わたしの父の家には、住いがたくさん在る。
・・あなたがたのために場所を用意しに行く・・」と言われました。わたしたちは地上に住む家がどんなに
立派であっても、それを置いてこの世を去る時が必ずきます。私たちはこの世では旅人であり寄留者な
のです。しかしイエス様が語られた住まいは、信じる者が一切の労苦から解き放たれ、父なる神と共に
安息する永遠の住まいです。私たちがイエス様を信じることによって、この天の住まいに行くことができ
るのです。そのために神は人となり十字架に架かって私たちの罪を始末してくださり、神の子としてくだ
さったのです。私たちがどんなに愚かでも弱くても、主は私たちと共にいてくださり、父のみもとに行く道
を共に歩んで下さるのです。この方を信じていこうではありませんか。