神を恐れる　（使徒行伝　5章1〜11節）

　2012年10月7日礼拝にて

　『アナニヤよ、どうしてあなたは、自分の心をサタンに奪われて、聖霊を欺き、地所の代金を
　　ごまかしたのか。売らずに残しておけば、あなたのものであり、売ってしまっても、あなたの
　　自由になったはずではないか。どうして、こんなことをする気になったのか。あなたは人を
　欺いたのではなくて、神を欺いたのだ」。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　（使徒行伝　5章1〜11節）


　毎日の生活の中で、自分が正しく生きていると思っていても、視点を変えてみると、ごまかしてしまって

いる事もあるのではないでしょうか。それは、習慣や多数の人々の行動によって、「誰も知らないから・・・、

みんながしているから・・・、今回だけ・・・、」という思いに支配される事によるのです。聖書を通して神は、

変化するこの世ではなく、変わる事のない「神を土台として生きる事」の幸いを教えています。もちろん、

その時代、地域によって価値観や生き方は異なっています。しかし、すべての事をご存知の神は、わたし

たちを愛し、わたしたちが神の前に確信をもって立つ事ができるように、共に歩んでくださっています。

わたしたちの信仰は、創り主であり、わたしたちのために十字架にかかってくださった神を知り、わたし

たちと共に歩んでくださる神を信じる事にあります。この神をどんな時にも意識し、神の平安のうちを歩む

事こそ、神の喜ばれる生き方です。毎日、生きる事によっていろいろな課題に直面しなければなりません、

だからこそ、主なる神の前に一切の重荷と思い煩いをゆだね、知らないうちに取り返しのつかない泥沼の

中に入り込んでしまわないように、主に守っていただこうではありませんか。