決して滅びることのない主の言葉　（ルカによる福音書　21章　33〜36節）

　2012年7月8日礼拝にて

　『天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は決して滅びることがない。
　　・・・・・これらの起ろうとしているすべての事からのがれて、人の子の前に
　　立つことができるように、絶えず目をさまして祈っていなさい」。』
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　わたしたちの生きている世界は、その広がりによって価値観の違いがあると同時に、いろいろな

力のバランスによって、常に変化しています。けれども、この世界を創られた神は決して変わること

なく、むしろ変化に富んだこの世界にあって、わたしたちが神に土台を置いた生き方をすることによ

って、この世に流されない生き方をすることが出来るようにしてくださっています。


　イエス・キリストは、弟子たちと共におられた時、この世における生き方に注意するように教えられ

ました。すなわち、わたしたちの命も、わたしたちの生活も、ありとあらゆるものが、この世の変化に

さらされている中で、罪の赦しと永遠の命ののぞみによる、神の平安をしっかり手にして生きることを

教えられたのです。わたしたちの見ている世界は、やがて変質し、滅びて行きます。しかし、変わる

ことのない神の恵みを知っているわたしたちは、この世に飲み込まれてしまうことがないように、目を

覚まして絶えず神に祈ることが必要なのです。救われたことで安心してしまうのではなく、共にいてく

ださる主から目を離さないで、この世に勝利していこうではありませんか。