わたしたちの国籍は天にある　（ピリピ人への手紙　3章　17〜21節）

　2012年7月1日礼拝にて

　『しかし、わたしたちの国籍は天にある。そこから、救主、主イエス・キリストのこられるのを、
　　わたしたちは待ち望んでいる。 彼は、万物をご自身に従わせうる力の働きによって、
　　わたしたちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じかたちに変えて下さるであろう。』
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　わたしたちは、なんのために生きているのだろう。笑っている時は良くても、病にかかったり失敗したり

すると、生きるのが嫌になってしまうこともある。しかし神はわたしたちに、いろいろな困難や悲しみに出

会う時、何の問題もない時以上に喜びや祝福、奪われることのない平安を与えて下さるのである。神を

信じていなければ、問題が起こったとき、目に見える楽しみに逃げたり、安易な解決を求めてしまう。その

時は乗り越えられたように思えても、結局不安の荒波にのみこまれてしまうのである。そんな中にあって

キリストの十字架は、わたしたちに天国の望みを教えるだけでなく、わたしたちを新しく造り変えて下さる

神の愛を示し、どんな時にもキリストにあって望みがあることを教えてくれる。あなたは、天に名が記され

ていることを知っているだろうか。それを信じているだろうか。神の愛の中に生かされている事を知ったな

ら、神によって与えられた一時の地上の命を、思いっきり生きようではないか。