愛と平和の神　（コリント人への第二の手紙　13章11〜13節）

　2013年1月20日礼拝にて

　『最後に、兄弟たちよ。いつも喜びなさい。全き者となりなさい。
　　互に励まし合いなさい。　　思いを一つにしなさい。平和に過ごしなさい。
　　そうすれば、愛と平和の神があなたがたと共にいて下さるであろう。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（コリント人への第二の手紙　13章11〜13節）


　先週は大雪となり、思いがけない事態に遭遇された方もあったかもしれません。また、いろいろな報道を

通して伝えられるニュースも、わたしたちは何が起こってもおかしくない世界に生きていることを改めて実

感させられます。そのような中にあってわたしたちが、キリストにあって、どんな状況の中にあっても見捨て

られないという確信による、神の平安が与えられている事は大きな力です。

　わたしたちは、与えられている平安を自分の思いのために用いる事もできますが、そうではなく、わたした

ちがキリストにあって喜ぶこと、お互いに主に生かされていることを認めて励まし合い、キリストにあって一つ

とされていく時、わたしたちは、愛と平和による神の導きを現実として感じる事ができるようになります。わた

したちの信仰は知識ではなく体験であり、想像ではなく現実だからです。知識を土台にしていると知識に縛ら

れてしまいます。しかし、わたしたちのうちに共にいてくださる愛なる神を土台とするとき、わたしたちは喜び

と平和に満たされる事ができるのです。ですから、わたしたちもキリストにあって一つとされ共に励ましあいな

がら歩もうではありませんか。