道、真理、命なるキリスト (ヨハネによる福音書 14章 1〜11節)

 2011年9月25礼拝にて

私たちの想像もつかない現実の中で、「道、真理、命」なるキリストによって、迷うことなく父なる神のもとへ
導いて下さる、主の恵みに改めて目を留めましょう。


T ゴールが約束されている恵み
  イエス様が世に来られた第一目的は、父なる神の御許に私たちを導くことです。神様は私たちが誰も考え
  なかった、どんな現実を通る時も、失望することのないゴールを約束し、信仰により常にその恵みに立たせ
  て下さいます。


U ゴールに至らせてくださる恵み

1.「道」なるキリスト
  「〜道」と道を追求するのを好む日本人気質がありますが、キリスト者の道はどこにあるでしょうか。私たち
  は時に「キリスト者らしく」と、自分の信仰道を追及します。しかし私たちの道は「キリスト道」ではなく、生け
  るキリストそのお方を信じ、従う恵みの道です。この生ける主が道となり、信じて従う者を父の御許に導か
  れます。

2.「真理」なるキリスト
  私たちは、正しい道が分かっていても、困難な現実を前に、不信仰ゆえに立ち止まることがあります。そし
  て自分の思いや人の言葉で、道を失うこともあります。行きたいゴールは見えているのに、40年荒野をさ
  迷うような体験です。そこで必要なのは、真理の御言葉と真理の御霊です。真理の御言葉と祈りは、私た
  ちを間違うことなく、主の許に立ち返らせて下さいます。

3.「命」なるキリスト
  主は私たちにとって、十字架と復活により、罪に死にキリストに生きる命そのものとなって下さいました。私
  たちは、キリストと結ばれてその命に生きる者とされました。道、真理、命であるお方を信じ、なお失望に終
  らない、希望の恵みに生きる私たちは、世における唯一の光であり、地の塩です。まず、私たちがこの恵み
  の大きさを改めて確信し、この恵みに生かされましょう。世の悩みに打ち勝つ勝利の主を信じ、天を仰ぐ信
  仰者の歩みこそ、主の栄光を現すことができるのです。


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