あなたの若い日にあなたの造り主を覚えよ　（伝道の書　12章　1節）

　2011年9月18日礼拝にて

　『あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、
　　「わたしにはなんの楽しみもない」 と言うようにならない前に、』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（伝道の書　12章　1節）


　わたしたちの人生の中で主を知ることは、大きな一歩です。小さな時からいろいろなことを学び、

経験を積みながら歩む人生の中で、どんなに知識を蓄えても、大きな働きを成し遂げても、造り

主なる神と出会っていなければ、すべては空しく感じることでしょう。なぜならばわたしたちは、こ

の世の限られた時を生きるのであって、やがて全てを置いて主の前に立つ時がくるからです。若

い時は、何でもできると 夢を見たり、逆に自分は駄目だと絶望しがちです。それは、生きることの

意味を知らず、自分自身を理解していないからです。やがて弱いわたしたちはいろいろな経験を

通し、造り主の愛を抜きにしては真の喜びがないこと、そして神に愛されていることによって与え

られる神の平安、神がともにいてくださることによる希望を知ることが出来るのです。主を認め、

信じ受け入れ、より頼むことが出来るのは、全ての人に与えられている神からのプレゼントです。

一時は盛んになってもやがては衰えてくる自分の人生に絶望し呪うよりも、造り主である愛の神

を認め主と共に生きる喜びを楽しもうではありませんか。今、と言うこの時こそ、主を認めて受け

入れる最善の時なのです。