聖霊に満たされて立ち上がる　（使徒行伝　2章　1〜13節）

　2011年6月12日礼拝にて

　『五旬節の日がきて、みんなの者が一緒に集まっていると、突然、激しい風が吹いてきた
　　ような音が天から起ってきて、一同がすわっていた家いっぱいに響きわたった。また、
　　舌のようなものが、炎のように分れて現れ、ひとりびとりの上にとどまった。すると、一同は
　　聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した」。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（使徒行伝　2章　1〜4節）

　主の選ばれた弟子たちが集まって祈っていた時、聖霊がそこにいた一人ひとりに注がれました。

そして、聖霊に満たされた弟子たちは、喜びと確信を持って主を証ししはじめました。これは弟子

たちが、自分自身に頼ることをやめ、神にすべてをゆだねきることによって、この世に対して自由

を得たからです。人々はそんな大胆な弟子たちを理解することはすぐにはできませんでしたが、

彼らはあふれ出てくる喜びと、主から来る平安に満たされていました。聖霊によって、人からどう

見え、どう思われるかは問題ではなくなっていたのです。わたしたちも信仰生活を送っている中

で、あまりにも人の目を気にしすぎて疲れきってしまう事がありますし、人の目を気にしないよう

に頑張りすぎて、神の目からも遠ざかってしまうこともあります。大切なのは、今もわたしたちと

共に生きておられる神を信じ、その神にしっかりととどまりつづけることです。そのためには自分

の弱さを認め、自分自身を主にゆだねきることが大切なのです。あなたは何を求めているのでし

ょう。神の約束を信じ、約束の聖霊を待ち望もうではありませんか。