イエス・キリストの証人 (使徒行伝 1章 1〜11節)
2011年6月5日礼拝にて
『ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、
ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。』
(使徒行伝 2章 8節)
救い主イエス・キリストに出会ったわたしたちの使命は、「イエス・キリストの証人」として生きる
ことです。これは、今も生きてわたしたちと共に歩んでくださっている主イエス・キリストを、わたし
たちが日々体験することでもあります。主イエスは十字架に死んで葬られた後、自分が生きてい
ることをいろいろな証拠によって示し、神の国について語られました。そして弟子たちは、それを
信じることができたからこそ 喜びにみたされ、自由と希望にあふれてキリストの生きておられる
ことを伝えたのです。わたしたちも福音を聞いたとき、最初は頭で理解しようとしたかもしれません。
しかし、いろいろな場面でわたしたちを知り、しかも愛してくださっている主を体験していくとき、そ
の喜びのゆえに自由と希望にあふれることが出来るのです。主は「ただ聖霊があなたがたにくだ
る時」と約束してくださいました。この恵みは、知識や努力によるのではなく、ただ一方的な主の
恵みによります。わたしたちもこの約束を信じて祈り、待ち望むものになろうではありませんか。