神の愛に生きる (箴言 24章 10〜12節)
2011年4月3日礼拝にて
『もしあなたが悩みの日に気をくじくならば、あなたの力は弱い。死地にひかれゆく者を
助け出せ、滅びによろめきゆく者を救え。あなたが、われわれはこれを知らなかったといっても、
心をはかる者はそれを悟らないであろうか。あなたの魂を守る者はそれを知らないであろうか。
彼はおのおのの行いにより、人に報いないであろうか。』
(箴言 24章 10〜12節)
あたらしい年度を迎え、慌しく時を過ごしておられる方もあると思います。わたしたちの人生には、
時に計画していない思いがけない出来事が起こります。しかし神はすべてを知っておられ、わたした
ちが神の愛に生きることができるように導いてくださっています。わたしたちが神の愛を自覚する時、
どんな困難や悩みの中にあっても主の平安を持って立つことができます。そして置かれている状況を
問題とするのではなく、与えられている恵みを土台として立つことによって、その人の魂のために喜ん
で労することができるようになるのです。すなわち、わたしたちは神に大きな期待をかけていただいて
います。だからこそ、たった一度の人生を、自分の判断や考えによるのではなく、十字架の愛によって
わたしたちに希望を与えて下さる神の導きに従って歩ませていただこうではありませんか。わたしたち
の強さは、わたしたちの経験や頑張りにあるのではなく、生ける神の子キリストによってあらわされた
愛を土台とした信仰にあるのです。