わたしは新しいことをする　（イザヤ書　43章　18〜19節）

　2010年10月17日礼拝にて

　『あなたがたは、さきの事を思い出してはならない、また、いにしえのことを考えてはならない。
　　見よ、わたしは新しい事をなす。やがてそれは起る、あなたがたはそれを知らないのか。
　　わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（イザヤ書　43章　18〜19節）


　 多くの方々の祈りと犠牲によって導かれてきた教会は、さらにまた新しい一歩を踏み出しました。

これはわたしたちの緻密な計算によるものではありません。どちらかというと、「あなたはわたしの

示す地に行きなさい。」と一見すると漠然としたように見える主の言葉に従ってきただけです。しか

しわたしたちがその時々の導きを信じ、いろいろな重荷や痛みから逃げないで主の前に立ち続け

ることによって、気が付けば、神のみ業のただ中に立たせて下さっているのです。人はいろいろな

計画をもちます。しかし神のゆるしがなければ、たとえそれがどんなに良いものであっても、実現す

ることはありません。むしろ神は、わたしたちが人に期待するのではなく、神に期待するのを待って

おられます。「わたしは新しいことをする。」と約束してくださった神は、教会だけではなく、それぞれ

の歩みの中にも大きな新しいことを用意してくださっています。心の目を開いてどんな時にも神の

大きな助けがあることを信じて、それぞれの信仰の一歩を踏み出させていただきましょう。