神の愛　（ヨハネによる福音書　3章16〜21節）

　2010年08月01日礼拝にて

　『神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛してくださった。それは御子を信じる者がひとりも
　　滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためで
　　はなく御子によって、この世が救われるためである。彼を信じるものは、さばかれない。信じない
　　ものは、すでにさばかれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネによる福音書　3章　16〜18節）


　 わたしたちは聖書を通して、神が愛なる方であることを知ることができます。その愛はわたしたち

が考えているものと違うかもしれませんが、神の選ばれたイスラエルを通し、また人となってこの世

に来てくださったイエス・キリストを通して、神の愛がどのようなものであるかを知ることができるの

です。わたしたちは限りある人生を生きることによって、いろいろな不安や恐れにさらされます。け

れども、神がおられることを知り、その神が自分のすべてを知っていてくださることを認めることに

よって自分自身の中に動くことのない土台を見い出すことができるのです。さらに、神がわたした

ちに近づいて人となり、十字架にかかって罪の罰をその身に負って下さったことを知ることによっ

て、不安や恐れからの自由と、神が共にいてくださることによる平安、さらに喜びを持つことがで

きるのです。神はあなたを知っておられます。しかもあなたを神の子として迎えようと待っていて

くださるのです。神に愛されていることを認め、日々の平安をいただこうではありませんか。