主と共に生きる　（テサロニケ人への第一の手紙　5章　1〜11節）

　2011年3月20日礼拝にて

　『神は、わたしたちを怒りにあわせるように定められたのではなく、わたしたちの主イエス・キリストに
　　よって救を得るように定められたのである。キリストがわたしたちのために死なれたのは、
　　さめていても眠っていても、わたしたちが主と共に生きるためである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（テサロニケ人への第一の手紙　5章　9〜10節）



　　「 揺れ動く地に立ちて、なお十字架は輝けり 」　今、おかれている状況は大変な状況ではあるが、

いつも思い起こして感謝するのは、神が今も生きておられ、変らない愛によって私たちを支え続けて下

さる事実である。神の目からみたら、あまりにも弱く頼りない私たちを、どこまでも真実に、忍耐を持って

受け止めて下さる。さらに、全ての人に対して、「わたしはあなたを愛しています！」と語りかけ、熱心に

近付いて下さる。私たちが信仰を持っても、人の目に見える部分だけを取り繕って、神に対して不真実

な存在になりやすいものである。しかも、ただ言葉や口先だけでなく、私たちが負わなければならなかっ

た罪の罰を負ってキリストは十字架に死んで下さった。神のこの愛は全ての人に対して注がれている。

自分の弱さを認め、キリストの十字架によって罪が赦されたと信じるなら誰でも神の子とされ、国籍を天

に持つ者とされる。あなたの土台は何か？永遠に対する備えはあるだろうか？知恵、財産、保険、家族、

友人、会社などは、やがて消えゆくものである。しかし、全てのものの造り主なる神は、私たちの必要を

豊かに満たしつつ、どこまでも共に生きて下さるのである。