神はわれらの避け所　（詩篇　46篇　1〜9節）

　2011年3月13日礼拝にて

　『神はわれらの避け所また力である。悩める時のいと近き助けである。 このゆえに、
　　たとい地は変り、山は海の真中に移るとも、われらは恐れない。たといその水は鳴りとどろき、
　　あわだつとも、そのさわぎによって山は震え動くとも、われらは恐れない。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（詩篇　46篇　1〜2節）



　　２０１１年３月１１日１４時４６分、わたしたちは大きな地震を経験しました。　時間が経つに従って

各地の被害の状況が明らかになってきましたが主にあって、まだまだわたしたちの思いを超えた出

来事が起こるようにも思います。神はわたしたちにいのちを与えて、この世に生きるものとしてくだ

さいました。しかし、この地は揺れ動くのです。しかも、わたしたちがどんなに弱く、小さな存在であっ

ても、わたしたちは動かされる事はありません。なぜなら神が共にいて助けてくださるからです。こ

の世とこの世のものを見ていると、自分の弱さを思い知らされたり、自分の無力さに絶望してしまい

ます。しかしわたしたちの内に共におられる方は、主なる神であって動く事のないお方です。この方

こそ全能の神であり、わたしたちを愛して十字架に死んでよみがえられた方です。主により頼む者

は決して失望に終わる事はありません。これからも、どんな思いがけない事が起こるかわかりませ

んが、いつも共にいて支えて下さる神を信頼し、喜びを持って歩もうではありませんか。