大きな喜び （ヨハネの第一の手紙 3章 16〜20節）
2009年12月20日礼拝にて
『主は、わたしたちのためにいのちを捨てて下さった。それによって、わたしたちは愛ということを知った。
それゆえに、わたしたちもまた、兄弟のために命を捨てるべきである。』
（ヨハネの第一の手紙 3章 16節）
クリスマスおめでとうございます。この年は世界でも日本でもいろいろなことが起こりました。また、
それぞれの歩みにおいても、家庭、仕事、健康、経済にかかわるいろいろな出来事があったことと思
います。しかし、この時代のただ中にあってイエス・キリストは、変わることのない愛と忍耐を持って、
わたしたちを支えてくださいました。確かに、この世の課題はわたしたちをこの世の悩みに向かわせ
ます。しかしキリストを通して与えられた自由と喜びは、わたしたちに、どんな状況の中にあっても消
えることのない希望と平安をもたらすのです。クリスマスは、神であるかたが、人としてこの世に誕生
してくださった大きな喜びのときです。しかもイエス・キリストはわたしたちが生きるようになるため、
十字架にいのちを捨ててくださったのです。すなわち、わたしたちの人生はわたしたちを愛してくださっ
た方の命によって、守り支えられています。わたしたちも、このキリストの愛をよりどころとして、人を
生かす喜びにあふれた生涯を歩ませていただこうではありませんか。
