完全な愛は恐れを取り除く (ヨハネの第一の手紙 4章 13〜21節)
2009年10月25日礼拝にて
『愛には恐れがない。完全な愛は恐れをとり除く。恐れには懲らしめが伴い、
かつ恐れるものには、愛が全うされていないからである。』
(ヨハネの第一の手紙 4章 18節)
神はイエス・キリストをとおして愛を示してくださいました。すなわち、わたしたちは
罪をおかし、死ぬべき存在であったのに、神であるキリストが十字架にかかってわ
たしたちの罪の罰をその身に負って死んでくださったのです。ここに、神のわたした
ちに対する愛があります。わたしたちは神に愛されており、死ぬべき者から、罪を赦
されて生きる者へと変えられているのです。もしわたしたちが、イエス・キリストによ
る救いを信じ、神に愛されていることを土台として生きるなら、わたしたちの心に平
安が満ち溢れ、この世のあらゆるものの束縛から自由になるでしょう。なぜなら、わ
たしたちは知らず知らずのうちに、死の恐怖に支配され、目に見えるこの世と、人の
目に支配されているからです。わたしたちが自分の弱さ(罪)を認め、神の愛の手の
中に自らをゆだねるならば、わたしたちは神によって平安と自由を獲得し、その確
信があるからこそ、自分が愛されたように隣人を愛し、受け入れることが出来るよ
うになるのです。あなたの心の底にあるものは何でしょう。わたしたちを愛し、わた
したちのすべてを知った上で受け入れてくださる、神を土台としようではありません
か。