名が天にしるされていることを喜べ （ルカによる福音書 10章 17〜20節）
2009年10月11日礼拝にて
『しかし、霊があなたがたに服従することを喜ぶな。むしろあなたがたの名が天に
しるされていることを喜びなさい。』
（ルカによる福音書 10章 20節）
イエス・キリストは、自らが選んだ弟子と共に十字架までの三年半を歩まれました。
主の語られた力あるメッセージと具体的なわざ（奇跡）は、人々に父なる神がどうい
うお方かをあかししました。イエス・キリストは、病はいやされること、罪は赦されるこ
と、死んでも新しい命に生かされることなどを教えられました。弟子たちは主によって
つかわされ、イエス・キリストの名による神のみわざをおこない、喜んで主に報告しま
した。そのとき主もとても喜ばれましたが、続けて「むしろあなたの名が天にしるされ
ていることを喜びなさい」と言われたのです。わたしたちも、主によって生かされてい
るのですから、主のみわざを期待するのは当然です。しかしわたしたちには、もっと
大きな恵みが与えられており、それはどんなときにも揺るぐことの無い土台なのです。
この土台を確かなものとするために、神はわたしたちにこの世のわざをゆだね、祈り
に応え、時に神の奇跡をおこなってくださるのです。あなたは信仰のよりどころを、
どこにおいているでしょう。神はすでにわたしたちに、一番の祝福を惜しみなく与え
てくださっていることを忘れていないでしょうか。神がわたしたちを、真実に愛してく
ださる方であることを心より感謝しましょう。
