もしそんなことになれば・・・救い出されます (ダニエル書 3章 16〜18節)
2009年08月23日礼拝にて
わたしたちが経験する日々の歩みの中には、自分の意思によって決断できるものと、
決断できないものとがあります。しかし、実際には決断すべきなのにしないで、流され
てしまっていることも多くあるのではないでしょうか。 聖書はわたしたちに、土台が重
要であることを教えています。わたしたちが何を大切に思い、何を基準として生きてい
くかによって、生き方が変わってくるからです。シャデラク・メシャク・アベデネゴはネブ
カデネザル王に仕えていました。ネブカデネザル王が自分の作った金の像を拝ませた
のは、人々の信じている神を否定し、自分が神に一番近い存在となり人々を支配した
かったからです。この命令には、従わなかった者に対する罰が用意されていましたが、
それは、火の燃える炉の中に投げ込まれるという、死を前提としたものでした。しかし
3人は、神は自分たちを守り、救い出すことができると信じて、自分の土台を換える事
はしませんでした。そして神は彼らの信仰を見て喜び、彼らを守られたのです。わたし
たちは限りのある時をこの地上で生かされています。今、困難や戦い、いろいろな思
いのあふれるこの世において、わたしたちは何を土台として生きているでしょう。わた
したちに命を与え、罪のために十字架を用意してくださった方は、永遠の恵みを用意
してくださり、神を信頼することの幸いをわたしたちに教えてくださっています。土台を
キリストに置き、どんな中にあっても、わたしたちを勝利に導いてくださる神を仰ぎ望
もうではありませんか。