最も小さいもののひとりに・・ （マタイによる福音書 25章 31〜46節）
2009年06月14日礼拝にて
「『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さいもののひとりにした
のは、すなわち、わたしにしたのである。』・・・・・『あなたがたによく言っておく。これらの
最も小さいもののひとりにしなかったのは、すなわち、わたしにしなかったのである。』」
（マタイによる福音書 25章 40、45節）
わたしたちの日々の行動は、するべき義務や、趣味のように自分の自由な意思によって行
うものだけでなく、損得によって導かれるものもあります。 そして、いろいろな人間関係(力関
係)によって動機が複雑になれはなるほど、大人であっても子供であってもストレスが多くなっ
ていきます。たとい神に愛されていることを知っていて、神に従いたいと思っていても、気がつ
くと周囲に流されてしまうのがわたしたちです。だからこそ、主なる神はわたしたちが主に愛さ
れていることを知り、主に愛されたように隣人を愛することを待っていてくださるのです。さらに
神は、イエス・キリストが命まで捨てて愛してくださった一人ひとりを、キリストにあって愛する
ことを求めておられます。 それは、神がいつもわたしたちと共にいてくださり、最も小さいもの
のひとりにしたことを覚えてくださっていることを、信じることができるようになるためなのです。
もう一度、イエス・キリストの十字架によって罪を赦され、永遠の命の望みをいただいている
ものとして、またいつも主なる神が共にいてくださることを知っている者として、信仰によって歩
もうではありませんか。
