罪のゆるしを得させる悔改め （ルカによる福音書 24章 44〜49節）
2009年04月26日礼拝にて
「・・・キリストは苦しみを受けて、三日目に死人の中からよみがえる。そして、その名に
よって罪のゆるしを得させる悔改めが、エルサレムからはじまって、もろもろの国民に
宣べ伝えられる。あなたがたは、これらの事の証人である。」
（ルカによる福音書 24章 46〜48節）
イエス・キリストは、よみがえられた後、弟子たちに姿を現して共に食事をされました。そし
て弟子たちに、十字架にかかる前に話しておられた、よみがえりと、罪のゆるしを得させる悔
い改めについて語られました。それは、イエス・キリストと共に歩んで来た弟子たちが、主の
復活の証人となるためでした。神が『どんなことでも出来る愛なる方、すぐそばにいてくださる
助け』と信じている人々にとっては、十字架の死はありえないことでした。けれども、十字架
に死んで墓に葬られた主は 死に打ち勝ってよみがえられたのです。この事実こそ歴史を超
えた神からの愛のメッセージであり、今もわたしたちが平安と望み、そして喜びにあふれるこ
との出来る理由なのです。わたしたちは罪人であり、その罪の結末は死です。しかしキリスト
の十字架は、死の罰からわたしたちを解放し、死の恐れではなく天国の望みにあふれさせて
下さるのです。キリストの十字架のゆえに自分の罪から目をそらさないで、赦された恵みに
生き、キリストが今も生きて執り成し続けてくださっていることを、力いっぱい喜ぼうではあり
ませんか。
