神の真実 （テサロニケ人への第一の手紙 5章12〜24節）
2010年01月10日礼拝にて
『どうか、平和の神ご自身が、あなたがたを全くきよめて下さるように。また、
あなたがたの霊と心とからだとを完全に守って、わたしたちの主イエス・キリストの来臨のときに、
責められるところのない者にして下さるように。あなたがたを召されたかたは真実であられるから、
このことをして下さるであろう。』
（テサロニケ人への第一の手紙 5章 23〜24節）
神のわたしたちに対する愛は、わたしたちの体験や想像を超えて深く大きなものです。わたしたちがいろいろな
経験をする中で、どんな場面にも主が共にいてくださることや、十字架によるゆるしと変わらない恵みの約束を持っ
て「大丈夫、心配するな」と励まされるごとに、その愛の深さを実感することができるのではないでしょうか。キリスト・
イエスにあって神がわたしたちに求めておられることは、どんな時にも主にあって喜び、祈り、感謝することです。
それは、わたしたちを愛してくださっている主が、どんな時にも共にいてくださることを知っているだけでなく、まさに
それを生活のど真ん中で、日々体験しているからこそ信じることのできる約束なのです。神は真実な方です。たとい
わたしたちが不真実で、知らず知らずの間に過ちを犯すことがあっても、神はわたしたちを覚え最善を持って導いて
くださるのです。わたしたちは、自分を鍛え、正しい道を歩まなければならないのではなく、主なる神を信頼し、どこ
までも神に期待すること、それだけが求められているのです。自分を見て失望する生涯ではなく神を見上げて望み
にあふれる毎日を歩ませていただきましょう。
