一ヶ月ほど前に通読しましたヨハネによる福音書には、神からの大きな光が記してあ
りましたので、いただいた恵みをお証しさせていただきたいと思うのです。それは、イエ
ス様はそのご生涯において「ただひとつ」のことしか行っておられなかったことを教えて
いただいたのです。私たちも「ひとつ」でいいのです。
イエス様が生涯求められたのは
１．「ただひとつ」
それは父なる神のみこころを行うことでした。イエス様はご自身の生活を振り返られた
ときも、ただ父なる神の栄光を求めているから「真実」であると語られました。真実な人
生は、自分の栄光でなくただ私たちを遣わしたお方のことばを行い遣わされたお方の
栄光を求める生涯に保証されていました。
２．言葉はきつくても、「愛」
（自分の生涯に落ち度はない）、自信満々でイエス様を信じたユダヤ人たちに、「あなた
がたは自分の父、すなわち悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おう
と思っている」（44節）と厳しく戒められましたが、その心は「わたしは真理を語っている
のに、なぜあなたがたは、わたしを信じないのか」（46節）と、イエス様の心は負けを認
めない人々を深く愛されているのです。
３．イエス様のこころ、御霊に従うように
私たちは自分を否定されることほど、つらく不安におちいることはないと思うのです。け
れども、「みことばを守っている」（55節）と言われるただひとりのお方は、イエス様をう
とんじる田代の為に十字架上で血潮を流された愛で、私たちに対する赦しと神の御心
を表して下さっています。証人は御霊です。そしてこのお方はあなたの内にもおられる
のです。